| コンセプト |
"
通常、旅人は観察するためには自分の国から持ってきた眼鏡しか持たず、
自分が訪れる国でわざわざレンズを作り直してもらうといった入念さを怠るものである”
人類学の父、飽くなき旅人、ヤン・ポドキ(1761 - 1815) |
| NOMAD
(ノマド)はこれまでに存在したいかなるガイドブックの通念をもうち破る新しいタイプのシティーガイドです。
読者が都市の現代的側面をダイレクトにつかみ取ることができるような内容を、斬新なデザインで盛り込んでいます。
NOMADは、ただ単にトレンディなブティック、レストラン、アートギャラリー、建築などを紹介するにとどまらず、
地元や海外の著名なパーソナリティによる対談、コメント、インタビューを通して、
海外から訪れる人たちに現代のあらゆるクリエイティブな分野への的確な視野を提供したいと考えています。
アート、ファッション、建築などは社会と密接につながって変化するものです。そして、外国の文化をよく理解し、
じっくりと味わうためには時間がかかるものですが、旅行者はそれに充分な時間をなかなかさくことができません。
NOMADは、その都市がどのように成り立っていて、今誰が活躍しているのかを凝縮して見せることによって、
旅行者の理解をすばやく深める仲立ちをしたいと考えています。NOMADは、新しい旅、そして人々とのつながりを持つ新しい方法を提案します。 |
| ノマド・フィロソフィー |
"Nomad"
という言葉は、新しい土地に適応しながら絶えず旅をしている"放浪民"、”nomad”を思い起こさせます。そしてまた"気違いじゃない"、
"無謀ではない" (no mad) というフレーズとも結びつくのです。つまり、シティーガイドNOMADは、
その土地の尺度を常に考慮し取入れ続けることを忘れずに旅することを提案しているのです。
グローバリゼーションと多文化性がわれわれの普段の生活の中へも急速に広まる現代、世界中を旅することはごく日常的なものになってきました。
しかしそれにもかかわらず、 心理的な距離や、無理解から来る衝突は減るどころか日に日に増加する一方です。
現代のこのような状況は、 あたかも90年代初頭にハンチントンが数々の議論を巻き起こした問題の著「文明の衝突」
の中で予告した世界が現実のものになったかのようです。グローバル化が叫ばれて久しいこの今の時代に、
なぜそのような事態が起こってしまったのでしょうか。 それは、われわれに知識や好奇心や寛容さが欠けているためでしょうか。とはいえ、
今日の世界はある種の現代的価値観によってつながってもいるのも事実です。
たくさんの差異はいつになっても残り続けるでしょうし、
この差異が存在することはまた多様化の証であり、それ自体はとても大切なことであると考えます。ただ、ここで大切なことは、
その差異をどう受け入れ、消化するかということです。だからこそ、NOMADはそれぞれの独自の文化に注目するのです。
NOMADが目指すのは、さまざまな文化を、
単なる異国情緒を超えて見据えようとすることです。地元の現代文化をプロモーションするうえで、NOMADは、
国籍やバックグランドの異なる個人と個人における互いの理解を育み、クリエイティブな交流の機会を作り、
継続的な異文化交流を定着させていこうと考えています。 |
| 私たちについて |
エディトリアル・オフィス
Via dei Transiti, 12
20127 Milan, Italy
tel.:
+39-02.89071250 / fax.: +39-02.97383859 |
| ノマド・パーソナリティー |
ドミニク・クロヤナギ゠シニョローニ(プレジデントならびに編集長)ミラノ-ジュネーブ
波岡冬見(編集長)フィレンツェ - ミラノ
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| ノマド・コラボレーター |
| 515クリエティブショップ
(アートディレクション)トリノ |
| 出版元 |
| Yuzu lab Sarl, Geneva |
| 販売 |
NOMAD
はオランダのIdea Books
がディストリビューションを担当し、厳選されたショップと、世界中のアートや旅行を専門とする書店で販売されています。
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| 出版 |
| ノマド・シリーズ |
| ノマドは東京、ミラノ、ニューヨークのような世界の主要都市の最新文化情報を紹介します。 |
| ノマド東京 |
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創刊号はノマド東京です(2004年発行)。 現代の東京ほど、多くの既成概念と矛盾した感覚を引き起こさせる都市はないでしょう。
それと同時に、東京は世界一大きな都市として常に大きな影響力を及ぼし続けているのです。
暴力的なイメージと瞑想的なイメージ、爆発的エネルギーと倦怠感、伝統と現代のはざまで揺れている新しい世界。
東京は人々が無関心ではいられない都市なのです。
この極東の巨大都市は、今や、ファッション、建築、デザイン、文学、アートといった芸術文化部門においても、
世界で最もインスピレーションを与え続けている場所といえるでしょう。
一見なじみやすい日本の近代性は、もともと欧米文明から発しているとしても、実は明治維新以降現代にいたるあいだに、
完全に脱構築され作り直されてきたものです。
西欧が保持していると考えていた独占的な近代性を、日本は本当に引き継いだのでしょうか?西欧とは全く異なる文化基盤の上に、
どうしてそのような近代性を作り上げることができたのでしょうか?それはノマド東京が取り上げている問題の核心に関わるテーマの一つです。
ここで、単なるガイドブックを超える何かを提供すると公言するのは、少々拡大広告だとおっしゃる方もいるかもしれません。しかし、
NOMADは東京が今発している全く新しい美的なコードを解読するための窓を開けようとしているのです。
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